熊本なにコレ物産館12
久しぶりの投稿です。
先日、仕事で天草に行く機会がありました。
朝から栖本、龍ヶ岳、姫戸とまわり…時計を見ると14時過ぎたところ。
おぉ! この時間なら、湯島行きの船に間に合うかも⁉
とこちらは完全プライベートで大矢野の江樋戸港を目指しました。
間に合ったー!
目指すは湯島です。
島原の乱では天草・島原のリーダーたちがここで作戦を練ったことから「談合島」、そして、いまは島民より野良猫の数が多く「猫の島」とも言われる、人口約280人の小さな島。湯島大根、ウニ、アカモクなど山海の幸に恵まれた島としても有名ですね。
その湯島へは定期船で30分。
この日はとてもいいお天気で、せっかくなので外へ。梯子で船の屋根の上?にあがってみました。
ゆっくりと船は出港。
気持ちいいー! GO!GO!
ところが進み始めると結構、波は荒くてスマホや荷物が飛ばされてそうになるわ、どこかにつかまっていないと私自身も海に落ちそうになるわ、遊園地のウォーターアトラクションばりにザッバーンと頭から水しぶきを浴びるわで…。
(この写真は帰りの船の上から)
ただただペタリと座り込んでいたところ、乗組員の方が梯子をのぼって運賃600円をとりに来られました。
あの…もしかしたらここは上がってはいけなかったのでしょうか?
「いえ、いいですよ」
と乗組員さん。
あ、そうなのですね。
(でも、良い子のみなさんは真似をしないでくださいね)
さて、湯島に到着しました。
湯島では人懐っこい猫たちと、
前回ご紹介した、漁師の松尾さんファミリーが出迎えてくれました。
http://kumamoto5star.jp/blog/1104/
戻りの最終船の時間まで、わずか30分しかなかったのにも関わらず、前の日に進水式を終えたばかりの新しい船「神風」に乗せてくださり、
また、
「船でどうぞ!」
とお母さまと奥さまから鯵の刺身と自家製の干物!
湯島半周してもらいながら、私は船上でこの極上の鯵をいただきました。
なんて贅沢なの!
お刺身はぷりっぷり、干物はふくらで、最高においしかったです。
そんな松尾ファミリーの厚きもてなしに湯島を出るときには(他局ですが)「世界ウルルン滞在記」のエンディングばりにジーンと来ておりました。
次はお母さんが営む「南風泊」で湯島の美味をゆっくり堪能したいと思います。
【おまけ①】
ハートの木 あこうさま
樹齢100年を超えるアコウ樹。
ハート形をしているので、ここでカップルが写真を撮ると幸せになるという伝説があるとかないとか。「恋人たちの聖地」として新しい観光スポットになっているようです。
【おまけ②】
大矢野に戻り、スパ・タラソ天草からすぐのところにある花海好展望台へ。夕陽の美しさにしばし時間を忘れました。
元「リビング熊本」編集長
現在はコミュニケーション・プランナーとして、企業の商品やサービスに関するアドバイザリー業務に従事している。
首都圏有名レストランのシェフ、料理研究家、飲食コンサルタントなど“食”のプロフェッショナルとの幅広いネットワークを持ち、地域産品の商品開発から販売促進までのトータルサポート業務およびブランディング業務も行っている。
ほか大学の講師(地域メディア論)など。
熊本なにコレ物産館11
私のこの時期のお楽しみといえばコレです。
上天草の海にぽつんと浮かぶ離島の一つ、湯島の
漁師・松尾さんから直接、取り寄せています。
湯島の海の男、松尾秀和さん(左)と息子さん
湯島では5~6月がムラサキウニ、7~8月は赤ウニがとれ、
私は濃厚で甘味の強いこの赤ウニがお気に入りです。
水深5Mほどを素潜りしてとられたウニは
すぐさま殻から取り出し瓶詰めに。
ミョウバンなどの添加物が一切入っていないので、
ウニそのものの味を楽しむことができるんですよ。
瓶の蓋をあけると黄金色に輝くウニ!
一瓶に標準的な大きさのイガイガ殻つきウニ約10個分がぎっしり!
毎晩ちびちびと酒のアテに、
といいたいところですが残念ながら下戸のため、
海苔ご飯の上に雲丹を乗せ、醤油をちょこっとたらしてパクリと。
むー
もうニヤニヤがとまらないおいしさです。
濃厚な甘みが口いっぱいに
というより
香りがフンッと鼻へ(←わかります?この感覚)と広がります。
ウニは新鮮な状態で瞬間冷凍してあり、
「解凍後、2日以内が美味しくいただけますよ」と松尾さん。
生で楽しんだあとは、
広島出張のときに知った広島の新グルメ“ウニほーれん”を作っていただきました!
夏の贅沢なお取り寄せ。
松尾さん、来年も楽しみにしております!
問い合わせ 090-1165-1267(松尾さん)
1瓶2500円~送料別途(冷凍便)
[おまけ:ウニほーれんの作り方]
フライパンにバターを溶かし、みじんぎりのにんにくを炒め、香りがでたらほうれん草を加え軽く塩コショウ。ウニをどさっと入れて軽く炒め、醤油で香りをつけたらできあがり。
バゲットに乗せていただきます。クレソンの時期にはウニクレソンもおススメです。
元「リビング熊本」編集長
現在はコミュニケーション・プランナーとして、企業の商品やサービスに関するアドバイザリー業務に従事している。
首都圏有名レストランのシェフ、料理研究家、飲食コンサルタントなど“食”のプロフェッショナルとの幅広いネットワークを持ち、地域産品の商品開発から販売促進までのトータルサポート業務およびブランディング業務も行っている。
ほか大学の講師(地域メディア論)など。