ゲスト探索人のくまもと5ツ星☆

高橋よしえのカレー修行!(その1)

KABくまパワを盛り上げていただいているレポーターの高橋よしえさん登場です! よしえさんは無類のカレー好きということで、その好きが高じてカレー修行に出るという! よしえさんのカレー修行のレポート、はじまります!

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リポーターの高橋よしえです。


無類のカレー好きであり、趣味はマラソン、アスリートフードマイスターでもあります。
くまパワでも、グルメリポートを担当させて頂くことが多く、
色んな生産者さんや、料理人の方に出会う機会を頂きました。

そんな中、ふつふつと…
「自分も美味しいカレーを作れるようになりたい!」と
カレーに対する興味が沸いてきまして…

こちらのブログでは、「熊本の美味しい」をカレーに!!

私のスパイス修行(&その他美味しいものへの脱線あり?)を
綴って行ければと思います。
宜しくお願いします!


どの料理にも共通するのが、美味しい「水」です。

熊本の自慢でもありますよね。
カレー修行にあたって、美味しい水を知ろう!ということで、
阿蘇の美味しい湧き水に魅了され、南阿蘇に移住されました
南インドカレー店「山猫軒」のオーナー奥羽さんの
案内のもと、南阿蘇の水源巡りに!

奥羽さんも趣味はマラソンということで
水源を巡る20kmランニングの旅に出かけてきました!

走りました(笑)

巡った水源は、、、


吉田城御献上汲場


明神池名水公園


竹崎水源

など。。

近くても水源によって、水の量や味、やわらかさなど
個性があるんですね!
生活水として汲みにいらっしゃった地元の方同士だと
「ここの水源は毎分何トンで~」という会話も。

ちょうどランニングをした時期が田植えのシーズンで
豊富な湧き水が田んぼに流れていく様をみると、
お米が美味しいのも納得です。

20kmのランニングのご褒美は、
山猫軒さんのカレー。

お米は、南阿蘇の豊かな清流と合鴨農法で栽培されたコシヒカリの玄米です。
南インド風で油は控えめ、食材やお米のの味が引き立ちます!
お店の雰囲気もアットホームでお子様連れのご家族にも人気です。
是非!行かれて下さい!

さて、私のカレーに対するモチベーションもあがったところで、
次回は、簡単でキャンプなどにもおすすめのカレーを
ご紹介出来ればと思います!

お楽しみに~!


高橋よしえ

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熊本のおいしい星をテーマに、ゲスト探索人が執筆するコラム。地域の特色のある食文化や、伝統の郷土料理、最近ブームになっている一品、おすすめしたい熊本産の食材や加工品、などなど、いろんな観点から熊本の食をご紹介いただきます。どんなゲストが登場するのか、お楽しみに!

ゲスト探索人のくまもと5ツ星☆03

くまパワリポーターの現場リポート<おんな3人ハシゴ酒篇>

KABくまパワの番組を盛り上げてくださっているリポーターの方たちに、不定期で番組収録の裏側、現場であったあんなことやこんなことをリポートしていただく、不定期連載がスタートです。

今回は、フリーTVリポーター、ラジオパーソナリティ、ライター、司会、婚活コーディネーターと、いくつもの顔をもっているくまパワのオアシス(!)荒木直美さんに、9月14日放送の「おんな3人ハシゴ酒」についてのリポートをお願いしました!

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9月14日のくまパワ金曜企画
「おんな3人ハシゴ酒」にスペシャルゲストが!

それは、なんと!!

Do As Infinityの伴 都美子さんでした!

キレイな和服姿で登場した伴さんは気合い充分!!

美味しいお肉に、お酒もすすみ、
女子会トークは大盛り(๑˃̵ᴗ˂̵)

和牛の霜降り極上肉を「焼きすき」で頂いたり、
「焼きしゃぶ」にしたりと、
最上級の肉料理を堪能しました!

はしご酒、一件目は!

[焼肉の十八屋]
熊本市中央区坪井 TEL: 096-321-6429

そして、二件目では、
数限定の絶品串の登場に、お酒の注文はハイペースに!
お酒が、すすむ。。。

ここは!
[焼鳥 トリドリ]
熊本市中央区花畑町 TEL: 080-6472-8602

 

終始、ご機嫌な伴さんでした。

子育て話のほか、
くまパワ木曜企画「はじめてのおつかい」テーマソングを
新しく作って歌ってもらえるかもしれないとう話まで
出てきて‥リポーター陣は歓喜!!

それにしても、伴さん近くで見ると益々おキレイで、
思わず見とれちゃいました(笑)

以上、
リポーター荒木直美が現場からお伝えしました(*^o^*)

 

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<黒川温泉>朝ピクニック

熊本各地のおいしい星情報を、地元の人にレポートしていただく特集。今回は、黒川温泉旅館組合でプロジェクトマネージャーとして活躍する北山元さんに黒川温泉で開催されている「朝ピクニック」についてうかがいました。

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朝ってどうしてあんなに忙しいんでしょう。
少しでも長く寝たいという欲望もありますが、
仕事の身支度から子どもの世話、朝ごはんの準備と
ほんとめまぐるしい。

たまに、ごくごくたまーには、
のんびり優雅に朝ごはんが食べたい、
そんな気持ちになります。

そのような願望にお応えするかのような
贅沢な朝ごはんイベントが、
黒川温泉で始まっています。

上質な里山の温泉郷を目指す黒川温泉

黒川温泉は阿蘇山の北に位置する南小国町の温泉郷です。
野趣あふれる景観と露天風呂を巡る入湯手形が人気で
現在は第三世代と呼ばれる20代から40代の若者を中心に
上質な里山の温泉郷を目指す取り組みを行 なっています。

その取り組みのひとつが「黒川温泉 朝ピクニック」です。
南小国町の農家のお母さんと、黒川温泉の旅館の若女将が
一緒になって考えました。

南小国町は小規模多品目農業が多いぶん
多種多様なおいしい野菜がたくさんあります。
そしてその野菜を知 り尽くした農家のお母さんたちがいます。
お母さんはなにをどう料理したら一番おいしいのかを知っている 料理上手でもあります。

一方で、旅館の若女将たちは、
旅館のしつらえや飾り付けなどを担当していますし、
おもてなしや細やかな 心遣いの経験を積んできました。
また宿泊する方への情報発信も得意です。

そうしたそれぞれが持っている特性を掛け合わせることで
この体験は作られました。

朝ピクニックの楽しみ方

当日はまず黒川温泉街からバスで
平野台高原展望所(恋人たちの丘)へ向かい、
阿蘇五岳を一望できる絶景を 眺めながら
ハーブティーで体を目覚めさせます。

その後近くの親水公園に行き、
草原にシートを敷いて食事をお召し上がりいただきます。
会場には焼き台が ありますのでバゲットやウインナーは
ご自身で焼いてもらってかまいません。

お母さんたちが出来る限りみなさんのところをまわって
お話をしてくださいます。
こうしたふれあう時間も
この体験では大切にしていきたいところです。

また、今年から黒川温泉にお泊りの方だけでなく
日帰りの方もご参加いただけるようになりました。

ゆっくりとお過ごしいただくために時間に余裕をもたせて
時間を9時半~11時半としています。
ブランチ(朝ごはんと昼ごはんを一緒に食べること)としても
いいと思います。

朝ピクニックのお品書き

・はじまりのハーブティー
・朝採れ野菜の贈り物サラダ
・10種の野菜ミネストローネ
・天然酵母バゲットとしいたけグリラーサンド
・山吹色の小国ジャージーヨーグルト 手作りジャムを添えて
・黒川温泉たまご
・ドリンクバー(コーヒー、小国ジャージー牛乳、梅酵母ジュース他)

時期により使用する野菜も変わるそうです。
6月はサニーレタス、レタス、スイスチャード、キュウリ、ズッキーニ、トマト、ニンジン、水菜、大根、ジャガイモ、玉ねぎ、フェンネル、ラディッシュ、椎茸などを使用しました。

黒川温泉の思い

そもそも旅館は一泊二食が主流で朝食が付くのだから
やる意味があるの? という声もあります。
私たちとしては南小国町にこんなにおいしい野菜があること、
素敵な農家さんたちがいらっしゃることを
まずは知って ほしいと思っています。

さらには、昨今増えてきている海外のお客様や、
連泊するお客様にとっては、毎日旅館の朝ごはんよりも、
別の選択肢があったほうがうれしいですよね。
景観のよい草原で朝ごはんが食べられたなら
旅の思い出がひとつ増えることになります。

2018年は、9月29日と10月20日に開催予定です(8月12日現在)

阿蘇の大自然の中で、ちょっと贅沢な朝ごはん。
自分へのご褒美にいいかもしれませんね。

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【体験】
黒川温泉 朝ピクニック
~阿蘇 南小国の新鮮食材と絶景を楽しむ最高の朝ごはん~

【開催日】
平成30年9月29日(土)
平成30年10月20日(土)

(農家のお母さんたちが食材を準備して調理し、皆様に料理を手渡しするというお母さん大忙しなイベントなため、月に1回の限定イベントとさせていただきます)

【時間】
9時20分 黒川温泉旅館組合ふれあい広場 出発
11時50分 黒川温泉旅館組合ふれあい広場 到着・解散

【場所】
黒川温泉 平野台 親水公園
*集合は、黒川温泉観光旅館協同組合「風の舎」になります。
*雨天時 吉原ごんべえ村「畑暦」で開催します。

【定員】 30名

【料金】
●ご宿泊のお客様
ご宿泊料金 + 追加料金 *宿泊する旅館によって料金が異なりますのでお泊りの旅館にお問い合わせください。

●日帰りのお客様
お一人様 2,700円(税込)
*当日係員にお支払いください(現金支払いのみ)。 *お子様料金は設けておりませんが、未就学のお子様でお食事が必要のない場合は無料、お食事が必要な場 合は大人料金と同じになります。

【ご予約】
●ご宿泊のお客様 お泊りの旅館へ直接お電話でお申し込みください。
●日帰りのお客様 公式サイトの予約フォームよりお申し込みください。

(ご予約フォームはこちら)

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<ゲスト探索人プロフィール>

北山 元

1976年愛知県豊橋市生まれ。島根県浜田市育ち。 熊本大学文学部を卒業後、阿蘇市の動物テーマパークへ入社。テーマパークでは、飼育員から広報・ 企画まで担当する。2017年7月から黒川温泉旅館組合でプロジェクトマネージャーとして、温泉地 と地域産業・行政との連携による地域づくりを行なっている。現在、黒川温泉公式サイトで地域 を紹介する記事を執筆。

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熊本のおいしい星をテーマに、ゲスト探索人が執筆するコラム。地域の特色のある食文化や、伝統の郷土料理、最近ブームになっている一品、おすすめしたい熊本産の食材や加工品、などなど、いろんな観点から熊本の食をご紹介いただきます。どんなゲストが登場するのか、お楽しみに!

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<美里町>勢井阿蘇神社奉納芝居と十人重箱弁当

続けていくことの楽しさ。
勢井阿蘇神社奉納芝居見物と十人重箱弁当

 

ゲスト探索人:井澤るり子 from 熊本県下益城郡美里町
合同会社フットパス研究所 代表

毎年4月の初旬、下益城郡美里町の勢井(ぜい)阿蘇神社では、五穀豊穣と家内安全を願って芝居を奉納します。およそ500年も続いているといわれるこの大祭では、旅芝居の一座を招いて芝居や踊りを楽しみます。

その祭りに欠かせないのが「十人重箱弁当」です。

重箱の構造自体が優れもの

小割という一人分が入る小ぶりの重箱が十人分。
おにぎりなどのご飯類、煮しめなどのおかず類、酒の肴が入る深さの違う重箱がセットになっています。十人重箱といっても、十五、六人分はゆうに入っています。
重箱は木で作った上下に区切られたケースに入っており、上が小割り、下が重箱。下からご飯、おかず、肴入れ。
ピッタリ納まっているので入れるのは楽ですが、出すのは至難の技!傾ければ、一気に滑り出て重箱がひっくり返ってしまうかもしれません。

それを防ぐ仕組みは、箱の裏側に指1本が通るほどの穴が上下に二つ空いています。前の蓋を上に引き上げて取り外し、裏の穴から重箱を押し出します

持ち運びには、大判の風呂敷で包みます。そこそこ重いのですが機能的で持ち運びしやすく、よく考えてあります。重箱弁当を食べるたびに感心します。

お祭りで食べる人が増えるのは嬉しいこと

小割り以外に重箱がついているのも優れもの。食べる人が増えてもいいようにご飯類を入れる重箱、おかずを入れる重箱がついています。

今のように電話やメールで簡単に連絡できる時代とは違い、連絡手段が限られていた頃は、お祭りだからと突然に人数が増えては困るでしょう。それを見越してのこの重箱の作りではないかと思うと、豊作祈願のお祭りがお芝居を奉納するだけでは無く、氏子たちの大きな娯楽であり体を休める機会でもあります。

年に一度、この重箱を使ってお弁当を作り、臭い芝居に腹を抱えて笑って、みんなで同じお弁当を食べ、お神酒を飲むことが、意義があるように思えます。

 

昔ながらの舞台と旅役者の芝居

小さな神社に大きな願いを込めて続けてきた行事です。神殿に向き合う農村舞台は奉納芝居のための配置。舞台に向かって壺席の周囲を取り巻く桟敷席。舞台には花道もあり、奈落もあります。

むかし奉納されていた芝居は三番叟に始まり、前狂言、中入り、切り狂言、附け幕があったような気がします。今は、ごくごく簡単な芝居と舞踊ショーの時が多いです。

「中入り~ 中入り~ しばらく中入り~」

舞台の幕がバタバタとひかれ、中入りの声がすると、急にざわざわとして来ます。中入りはお弁当の時間です。それぞれのグループが重箱を囲んで輪になります。取り出した重箱には蓋が被っています。

蓋を取るたのしみ。

今は、撮る楽しみ。

里芋、大根、筍、ゼンマイ、こんにゃくなどの茶色っぽい煮しめは、重箱の下にいれて上置きという彩りの良いものを上に並べます。椎茸、蒲鉾、野菜昆布、卵焼き、絹さや、人参。匂いで食べて、目で食べて、舌で味わう。農村舞台の芝居を観ながら、桟敷席で輪になって食べる十人重箱弁当は格別の味がします。

 

お神酒がでるので肴は欠かせない

薄い重箱の狭いスペースに入る程度でいい。酢ダコ、〆さば。美里町が海から遠いので新鮮な魚は手に入らなかったころの名残だと思われます。塩さばから作る〆さばは、果物を一緒に漬けこむと美味しい。と言いながら、〆さばは作っても食べるのは苦手!

刺身蒟蒻、一文字のぐるぐるなども入れます。刺身こんにゃくも一文字のぐるぐるも酢味噌で食べるので合理的ですね。

私が作る十人重箱弁当

その年によって、桜の花が満開の年もあれば、桜吹雪の年もあります。年によって山菜の種類も違うけれど基本は同じ、旬の山野草料理がメインです。

たけのこの木の芽和え
クレソンのごま和え
こんにゃくの生姜キンピラ
一文字のヌタ
ワラビの酢の物
里いも、大根、椎茸、人参、コンニャクの煮しめ
ゼンマイの煮物
味噌だご
自家製柚子のマーマレードで味付けした唐揚げ
たまご焼き
上置き用のちくわ、厚揚げ、そしてナルト巻き
おにぎり、赤飯のおにぎり

以上のものが、今年4月の十人重箱弁当に入れたものです。

毎年、このお弁当作りを体験して、お芝居を見物して、作ったお弁当を食べる会を催しています。ぜひ一度、美里町に伝わる十人重箱弁当を体験してみてください。


問)美里フットパス協会 
0964-53-9997

<探索人プロフィール>
井澤るり子
熊本県下益城郡美里町在住

地域に残る江戸時代に架けられた石橋をガイドする「石橋ガイド」として活躍。ネイチャーゲームや森林活動などの指導も行っている。地域に残る豊かな文化・景観を歩きながら楽しむ「フットパス」を各地に普及させ、地域の素晴らしさを伝えるインタープリターとして活躍中。

フットパスの全国展開に向け、2016年7月「合同会社フットパス研究所」を起業し代表を務める。日本フットパス協会理事。美里町文化財保護委員会委員長、熊本県文化振興審議会委員など兼務し、地域振興並びに歩く文化の創造と普及に向け多方面で活躍。

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