春陽ばぁばの孫に伝えたい熊本ごはん02

豆だごは夏の味

熊本の郷土料理「豆だご」をご存知でしょうか?
私の豆だごの思い出は夏休みのおやつ。

夏休み・プール・母が作って待っていてくれた記憶。
暑い中プールに入って歩いて帰って来ると母が台所でゆでてる最中。
小麦粉と大豆の団子は塩をいい塩梅にきかせてあり大豆の歯ごたえが良くてプールで泳いでおなかペコペコの私には小腹満たすおいしいおやつでした。

この豆だご、郷土料理としては熊本県下全域で存在するわけでなく点在してるようです。
熊本市西区の一部、中央区の一部、菊池。といった具合に。

味も塩味もあれば、砂糖味もある
豆も大豆もあれば枝豆も、グリンピース、ソラマメも!
その地域というよりその家のバリエーションとして作られています。

豆だごはもともと農繁期のこびる(おやつ)でした。
作った豆だごは、ざるに入れられ井戸の上に吊るされて冷やされていたりしたそうです。

豆だごのつくり方

<材料>
乾燥大豆 30g
薄力粉 600g
塩 20g
水 適量

<つくり方>
①大豆は水に8時間浸けておく
②薄力粉に戻した大豆と塩を入れて水を少しずつ入れながら練り込む

③耳たぶくらいの硬さになったらふきんをかけてしばらく休ませる
④お湯を沸かして塩(分量外)を入れる。
⑤ゆっくりゆで上げる


なんじゃ、これは?


ばぁば、これ、うまかよ!(特別出演:いっちー)

 

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この記事を書いたひと

相藤 春陽

2018年4月にオープンした食を中心にした研究所HARULab.代表
家庭料理を中心にした旬の食材を使う「旬の台所」料理教室を主宰。レシピ開発、フードコーディネート、食育講演なども行う。プライベートではもうすぐ2歳の孫がいるおばあちゃん。次世代に伝えたい、熊本の食を発信していきます。

http://www.wellsole.jp
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