熊本なにコレ物産館22

コシととろみが特徴、食すことのできる国の天然記念物

今回は、私が常備しているモノをご紹介します。

こちら!

熊本城下町に残る老舗料亭「日本料理おく村」のオリジナル素麺「珀翠」と
麺つゆ「琥珀の詩」です。

皆さんは、「ひご野菜」(熊本市指定)の一つ、“水前寺のり”をご存じでしょうか。
数億年前から熊本県と福岡県の一部、環境のよい水の中でのみ生息する淡水のりで、
かつては細川藩から幕府への献上品として珍重されていました。
いまは国の天然記念物にも指定されている、とっても希少な“食することのできる天然記念物”!
また、日本人に不足しがちな鉄分やカルシウムを豊富に含み、
抽出される「サクラン」という成分は、保水力がヒアルロン酸の約5倍と言われています。
最近ではサクラン入りの化粧品も見られるようにましたね。

ところで、くまもと5ツ星でもおなじみ、奥村賢料理長は“水前寺のりマイスター”としても活躍中。

料理長が水前寺のりの特徴を存分に生かしてつくりあげたのが、「珀翠」と「琥珀の詩」というわけ。

まず、「珀翠」は水前寺のりを惜しげもなく練りこみ、伸びにくく、コシがあり、
夏場だけでなく煮麺やチャンプルーにしても楽しめます。
「琥珀の詩」はサクランのとろみ成分が生かされてトロっ。

今日はグッチ祐三さんレシピ「いりこそうめん」をアレンジしてみました。
体にも良く文句なしのおいしさです。

日本料理おく村
熊本市中央区新町1-1-8
☎096-352-8101

店頭で購入の場合はお電話でお問い合わせを
オンラインショップはこちらから
https://www.e-okumura.net/

この記事を書いたひと

ノグチミト

元「リビング熊本」編集長
現在はコミュニケーション・プランナーとして、企業の商品やサービスに関するアドバイザリー業務に従事している。
首都圏有名レストランのシェフ、料理研究家、飲食コンサルタントなど“食”のプロフェッショナルとの幅広いネットワークを持ち、地域産品の商品開発から販売促進までのトータルサポート業務およびブランディング業務も行っている。
ほか大学の講師(地域メディア論)など。

ブログ一覧へ

ブログカテゴリ

5ツ星探索人