熊本みやげ大捜査線04

熊本産のふりかけを探すのだ!<きりしぐれ>

ベーコンに続き(あまり公開できてないので、大きなことは言えませんが)
熊本のお土産品としてなにかいいテーマはないかと探しておりました。

テーマ探しの旅に出ておりましたので、
なかなか記事を公開できずにおりました(言い訳)

さて、熊本県産のお土産品のテーマですが
ひとつ見つけました!
もちろん、ベーコン探しの旅も続いています。

今回取り上げるのは、

「熊本県産のふりかけ」。

熊本ってふりかけの発祥の地ともいわれていますよね。
もちろん、熊本のふりかけ、といえば!!
な商品も、今後ご紹介してきたいと思いますが、

最初にご紹介したいのが、こちら。

下村婦人会の「きりしぐれ」

熊本県の南部、球磨郡湯前町で
婦人会の方々が手づくりされている一品です。

下村婦人会は、昭和25年にお互いを支え合おう、と
地域の女性たちが集まった会がはじまりということ。
地域の女性グループとしては、先駆け的な存在です。

このグループの名物といえる商品が、自家製野菜を味噌で漬けた
「市房漬(いちふさづけ)」といわれるもので、
商品化から50年以上経っています。すごい!

下村婦人会は、
あの[暮しの手帖]の花森安治さんから、取材されたこともあるのです!!

今回ご紹介する「きりしぐれ」は、この「市房漬」のきれはしを
有効活用するために誕生したもの。

なんと!
[暮しの手帖]花森さんからのアドバイスだったとか!

きれはしがもったいない!
なにか商品ができるのでは?

という発想から生まれたのが、「きりしぐれ」。

名前は、霧が深いこの地域から生まれたもの、という
意味が込められています。

誕生秘話もドラマチックです!

では、ごはんにかけていただきます。

ふりかけ、として今回ご紹介していますが、
実は漬物のきれはしを細かく刻んで、風味豊かに仕上げたもので
パラパラの乾燥したものではなく、しっとりタイプ。


柚子の香りがふんわりと、味噌漬けのやさしい味わいもふんわりと。
かけてもいいですが、ほかほかごはんに混ぜて、
まぜごはんみたいにしていただいてもおいしそうです!

また、卵焼きの具材としても、チャーハンとかに入れても、
もちろんお漬物感覚でそのまま食べても!
ひとつで何役もこなす、すぐれものです。


購入は、ネット通販もあります。
こちらから

お電話でも直接受け付けてくれるそうです。

また月に数回、熊本県庁の館内で
下村婦人会の販売会が行われています。
2、3、4週目の木曜という情報ですが、事前にお確かめください。

下村婦人会
0120-433-827

https://shimomura-fujinkai.com/

この記事を書いたひと

ヤマウチヨウコ

「熊本のおいしい星を、探すのだ!」の合言葉のもとに結成された、くまもと5ツ星探索隊、その2号です。熊本のあちこちにある食の宝物を探して、発信する役割を任命されています。日々の暮らしの中で出会ったおいしいものや、「これって5ツ星なんじゃ?」と発見してきたものなど、どんどん発信していきたいと思います。ちなみに本業は、広告や広報の企画や制作を行うプランナー/コピーライターをほそぼそとやっております。

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