熊本カレー党党首の熊本グルメ旅02

都会の喧騒を忘れさせる静かな緑に囲まれたレストラン

今回ご紹介するお店は、15年間イタリアンの名店として愛された辛島町の
リストランテ・ミヤモトが新屋敷に新たに移転オープンした
antica locanda MIYAMOTO(アンティカ ロカンダ ミヤモト)』です。

locandaとは、イタリア語で旅籠(はたご)という意味です。
県産の木材や石材を使った店内は、まるで山奥の『旅籠』にいるかのような錯覚を思わせ、
緑豊かな素晴らしい庭も含め、時の流れも忘れてしまいそうな寛ぎの空間を演出しています。

オーナーの宮本シェフは農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」で表彰され、
阿蘇の世界農業遺産認定に尽力された方です。

熊本地震をきっかけに料理のコンセプトも地域食材を活用したイタリア料理から、
薪や炭などを活用し素朴で原始的な方向に少しずつ変化され、自身の新たな料理を模索するために、
2年半前から移転に向けて動かれていたそうです。

薪の炎と特注のグリルを使った肉料理は宮本さんの新たな世界を感じ取ることができるでしょう。

今回は特注グリルを使ったステーキをご紹介いたします。
薪は甲佐町のくぬぎ、香り付けで枇杷や桜の枝を入れるそうです。
グリルのハンドルで高さを調整します。
今回焼くお肉の部位はリブロース。お肉は厚みをもたせ、岩塩を振り、低温のまま焼いていきます。
非常に弱い火で焼いていき、あまり触らない。目に見えない火を巧みに操っていきます。

出来上がってカットしたのがこちらです。火入れ具合が最高です。肉の旨味が口に広がります。
メニューはコースのみ2種類。コース内容によりお肉の種類や部位が変わります。

また、入口すぐのショップコーナーでは、
熊本の農産物を活用したお菓子やジャム、ドレッシング、ハム、ソーセージなど用意されていて、
日替わりでビーフシチューやラザニア、サラダなどデリも準備。

シェフ自ら目利きしたワインもお手頃な2000円~からあり好評だそうです。
駐車場も店舗の目の前にありますので、ワインやプレゼントなど、
ちょっと重い買い物をする際はとても便利ですね。

antica locanda MIYAMOTO
熊本市中央区新屋敷1丁目9-15-102
096-342-4469

ホームページ:https://al-miyamoto.com/


※antica locanda MIYAMOTO
のショップ内のワインやハム・ソーセージなどはおうちごはんデリバリーで注文も可能です。
https://ouchigohan.website/

この記事を書いたひと

熊本カレー党党首

メンバー2000名を誇る、Facebookグループ「熊本カレー党」党首。
熊本の飲食業界を盛り上げようと日々奮闘中。

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