熊本みやげ大捜査線02

熊本のベーコンを探すのだ!<レストラン篇>

県外の人に持っていくお土産品は、
その人(たち)との関係性によって品物を
変えるものですよね。(と、勝手に仮定)

出張先の取引会社だったら、
小分けができるうえに、割と消費期間が長いお菓子。

お酒好きの友達に会う予定だったら、
地酒や焼酎、ワインとか。

地元を離れてくらしている同級生だったら
その人が懐かしいと思える食べ物、といった具合に。

お土産品、手土産品にも、TPOがあります。

それで、

ベーコンを探せのブログをはじめて、まだ2回目なんですが、
ふと思ったわけです。

 

「ベーコンをお土産で持って行く相手って、どんな相手だ?」

 

まぁ、常温でもないし、肉だし、きっと好みもあるだろうし。
初対面や、取引先などのお土産としては、あんまり適切とは言えないかも。
なんとなくでも食の好みのことを知っていて、
「この人だったら好きそう、喜びそう」と思える人。

そんな人に、喜んでもらえるベーコンを探すのだ~!

…というわけで、これからも続けます。熊本のベーコンを探す旅。

今回のテーマは、レストランのシェフがつくったベーコン。

いきなり自分で、ハードルを上げてしまいました。
果たして、ちゃんと紹介できるのか、、、責任重大のような気がしてきました。
こんなエラソーなこと書いてますが、食べる専門家ではありますが、ド素人です。

今回もふたつのベーコンをご紹介します。

まずひとつ目。
熊本市中央区にある

「フランス料理 ケルンよしもと」

シェフの手づくりベーコンです。
…といっても、いつもベーコンが買えるわけでもなく、
お店で出すものをお裾分けしてもらう、感覚でしょうか。
買いたい方は、かならず事前にお店に聞いてくださいね。

 

そして、ふたつ目は
天草市にある

カジュアルフレンチ「ピカソ」

こちらも、シェフの渾身の作。ロザリオベーコン ミ・キュイ
2017年の料理王国100選で
トップ10に選出されて、優勝賞を受賞したという
人気商品です。こちらはネットでも販売されています。

 

さてさて、気になる中身をご紹介。


写真の左側が「ケルンよしもと」で、右側が「ピカソ」

ケルンさんのベーコン、美しいストライプですね~。
こちらで使われている豚肉さんは、熊本の植木にある高森農場の「杜の豚」。
包丁を入れてみるとわかりますが、とってもやわらかいお肉です。

ピカソさんで使われている豚は、地元である天草産のロザリオポーク。
つやのあるピンク色をしていて、こちらも美しい仕上がり。うっとりします。
こちらも比較的やわらかいお肉でした。

それでは、いただきます!(実食ぅ〜)

 

まずは生で。

基本的に手づくりのベーコンは半生なので、生食はNGだということです。
お気をつけください!

ケルンよしもとさんです。
ほんっとに柔らかく、口当たりがいい。しかも食べ応えのある食感。
塩味もまろやかで、食べているうちにじわ~っと香りを感じて、うまみが出てくる。
ヤマウチが大好きなベーコンの脂身が、なんとも軽くて、あまい!
やっぱり脂身は、ごちそうです。

ですが! ケルンさんのベーコンは生食NGです。
おいしさを伝えたいために、ヤマウチは体を張っておりますが、
「手づくりのベーコンは焼くからこそおいしい!」と
教えていただきました。

ピカソさんです。
こちらも塩味がまろやかで、とってもやさしい。
はじめの一口の印象から、どんどん味わいが変わっていくのです。
食べているうちに、スモークの香りが後から追いかけてくる感じですかね。
結構あとひくおいしさです。あのスモークに会いたくて、、、
次から次に手が伸びちゃう。やばい。

 

お次は、焼きます。
軽くソテーしてみました。

ケルンさんは、肉質のやわらかさはそのままで、やさしい塩味。
燻製の香りが深くなっていくものの、それでも肉の旨味が感じられます。
お店でいただいた時は、もう少しカリッと焼かれていたと思うので
焼き方によって、また違うおいしさに出会えますね、きっと。
ひとつのベーコンで、結構幅広く楽しませてもらえそう♪

お店でいただいた時の写真。
なんか、焼き色がプロの仕事ですよね。ヤマウチもがんばります。。。

 

こちらは、ピカソさん。
シェフが「軽くソテーするのがおすすめ」と言っていたのですが、
いやぁ、肉の旨味が増し増しです。
はじめの一口から、「私ベーコンです!」と香りが主張してきて、
出会えて良かった、と思える味わい。
話によると、料理王国100選でも、ソテーした時の評価が高かったとか。

 

そして、スープに。
100ccの水とベーコンを入れて、
沸騰させて2分くらい。

ケルンさん。
さっぱりとした脂の旨味がスープに溶け込んでいるイメージ。
スープそのものに豚肉のしっかりとした香りがします。
ポトフとか合いそう~。肉自体は、煮出した後でも
しっかりと旨味が封じ込められていて美味。

 

そして、ピカソさん。
短時間なのに、しっかりベーコンのだしが出ています。
お肉自体の旨味、香りがスープにすることで
まろやかになる印象です。

 

それでは、お買い求めの方法です。

熊本市中央区にある
「フランス料理 ケルンよしもと」のベーコンは、
お店のメニューでも登場するので、一度お店で味わってみることをおすすめします。
ベーコンの購入を希望される時は、事前に電話かなにかで聞いておいた方が
いいようです。いつもあるわけではないようなので。

お店は、
熊本市中央区下通1-4-5 熊本ビル2階 096-356-9895

フェイスブックのページがあるので、
そこで最新の情報が見られます。

https://www.facebook.com/kerunyoshimoto/

天草市にある
カジュアルフレンチ「ピカソ」
こちらのベーコンは、ネットでも販売されています。

http://picasso2014.com/

お店は、天草市南新町3-8 0969-66-9595

この記事を書いたひと

ヤマウチヨウコ

「熊本のおいしい星を、探すのだ!」の合言葉のもとに結成された、くまもと5ツ星探索隊、その2号です。熊本のあちこちにある食の宝物を探して、発信する役割を任命されています。日々の暮らしの中で出会ったおいしいものや、「これって5ツ星なんじゃ?」と発見してきたものなど、どんどん発信していきたいと思います。ちなみに本業は、広告や広報の企画や制作を行うプランナー/コピーライターをほそぼそとやっております。

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