野菜王国くまもとすむーじぃ10

むくみが気になる、そんな時に!

桜が綻び麗らかな季節の到来です。全国有数の生産量を誇るスイカ。
「真夏のおやつ=スイカ」ですが、植木のスイカは4月から5月にかけて収穫のピークで一番おいしい時期を迎えます。

甘くさっぱりとした後味が魅力最近は食べきりサイズの小玉も人気なのです。
夕方になると足がむくんでパンパンになってきたり、お花見酒で翌朝に顔がむくんだりするとき
体内の余分な水分を排出してくれる「カリウム」が豊富なスイカをつかったスムージーをご紹介します。


★スイカ+サラダみかん はるか+レモンのスムージー★

<材料>できあがり約250ml
スイカ…100g程度
はるか…1
レモン…1/4
はちみつ…小さじ2

<作り方>

1)スイカは皮と種をのぞき、一口大に切る。
2)はるかは皮をむいて薄皮ごと、中心の種の部分を避けて一口大に切る。
3)レモンは絞る。
4)ミキサーにスイカ、はるか、レモンの絞り汁、はちみつを入れて、ふたをしてなめらかになるまで回す。

<Recipeのポイント>
塩分の摂り過ぎによって起こる「むくみ」はスイカやきゅうりなどのカリウム豊富な食材がおススメ。カリウムが体の中の余分な塩分を排出して、むくみを緩和してくれます。

<スイカのこと>
原産地は?:
南アフリカ。エジプトでは、4000年前の栽培記録もあるそうです。
栄養は?:
ウォーターメロンと呼ばれるスイカは、果肉の90%が水分で占められるのですが、残りの10%に抗酸化作用があるβカロテンやリコピン、ビタミンC、カリウムなどの栄養成分や機能性成分が豊富です。果肉が赤いスイカには、リコピンが、黄色い果肉にはカロテンが多く含まれています。また、カリウムは体の中のナトリウムを排出させるため、利尿が促されむくみの改善につながる、代謝もアップして夏バテにも効果が期待されています。果肉より白皮に豊富なシトルリンは血管を若返らせる効果に加え、疲労回復、新陳代謝を促すことも期待されています。

<熊本のスイカが美味しいヒミツ!>
スイカ生産日本一を誇るその美味しさの秘密は熊本の地形と土にあります。盆地に似た地形ゆえに、昼夜の温度差が大きいため、甘さ(糖度)食感(シャリシャリ感)果汁とどれをとっても優れたスイカが収穫できるのです。

この記事を書いたひと

持田 成子

vege-table代表/野菜ソムリエ上級プロ/フードツーリズムマイスター/女子栄養大学生涯学習講師/くまもとふるさと食の名人

女子栄養大学在学中に[野菜のビタミン・ミネラルの季節変動]研究に携わったことがきっかけで野菜ソムリエの資格を取得。正しく食べることは「病気の予防=健康につながる」をモットーに予防医学を学んだ野菜ソムリエ上級プロとして食育や、レシピ開発、産地コーディネートなど食と農の周りで活動中。

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