野菜王国くまもとすむーじぃ05

ハロウィン!スムージー

朝夕はずいぶん冷えてきて
からだの冷えや肌の乾燥を感じる季節になりました。

冷えや肌の乾燥、便秘や老化

そんな気になる症状を和らげてくれるホクホクかぼちゃをつかった
スムージーをご紹介します。

 

★かぼちゃ+さつまいも+牛乳のスムージー★

<材料>できあがり約200ml
かぼちゃ   60g
さつまいも  60g
牛乳     120ml

<作り方>
1)かぼちゃとさつまいもは皮つきのまま、一口大に切ってラップにつつみ、電子レンジ(600W)で約3分加熱する。
2)ミキサーのミキサーに(1)をいれ、牛乳を加え、なめらかになるまで約1分攪拌(かくはん)する。

<レシピのポイント>
食事時間が不規則だったり、一度の食事量が少なくて便秘がちな方にもおススメな組み合わせ。
かぼちゃやさつまいもの食物繊維が腸の動きを活発にしてくれます。
さつまいもを切ったときにでる白い液体は、腸の働きをととのえる機能性成分「ヤラピン」が含まれているので皮ごとつかいましょう。

<かぼちゃのこと>
原産地と種類は?
アメリカ大陸から15世紀末にコロンブスによってヨーロッパに持ちこまれ、世界中に広がったといわれています。主にホクホクした西洋かぼちゃちとしっとりした日本かぼちゃ、ぺポかぼちゃがあります。現在主に出回っているのは西洋かぼちゃです。

全国にはその土地特有のもの、例えば熊本では春日ぼうぶら、愛知の宿儺(すくな)かぼちゃ、京都の鹿ヶ谷かぼちゃなど特徴あるかぼちゃもあります。ズッキーニはかぼちゃの仲間です(きゅうりの仲間と間違えられそうですが)。

栄養は?
カロテン、ビタミンC、ビタミンE、さらには機能性成分ルテインなど、かぼちゃは抗酸化力に優れた成分の宝庫です。しかもビタミンCはビタミンEと一緒にとることで相乗効果もあるといわれます。ビタミンEは血行をよくして肩こりや冷えを改善してくれたり豊富な食物繊維は血圧やコレステロール値の上昇を抑え、便秘の予防にもチカラを発揮してくれます。スムージーにはもちろんお料理にお菓子に大活躍してくれる美容野菜です。

この記事を書いたひと

持田 成子

vege-table代表/野菜ソムリエ上級プロ/フードツーリズムマイスター/女子栄養大学生涯学習講師/くまもとふるさと食の名人

女子栄養大学在学中に[野菜のビタミン・ミネラルの季節変動]研究に携わったことがきっかけで野菜ソムリエの資格を取得。正しく食べることは「病気の予防=健康につながる」をモットーに予防医学を学んだ野菜ソムリエ上級プロとして食育や、レシピ開発、産地コーディネートなど食と農の周りで活動中。

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秋の美容食材で、美肌をめざしましょう

朝夕は凌ぎやすく、時には肌寒さも感じる頃になりました。「収穫の秋」秋の味覚が日ごとに充実してきて夏の疲れがたまったカラダや乾燥しがちな肌を秋の野菜・果物のおいしいチカラが癒してくれます。

美容食材、さつまいもとりんごをつかったスムージーをご紹介します。

★さつまいも+りんご+アーモンド+豆乳のスムージー★

<材料出来上がり約200ml>
さつまいも    40g
りんご      1/3
アーモンド    10g
豆乳       100ml

<作り方>
1)さつまいもは電子レンジで加熱し、一口大に切る。
2)りんごは皮と芯をとりのぞき、一口大に切る。
3)ミキサーに全ての材料を入れ、なめらかになるまで3040秒回す。

 

★レシピのポイント★
さつまいものビタミンC は熱に強いのが特徴。電子レンジで加熱して天然の甘みを。さつまいもとりんごの食物繊維で腸内環境をととのえ、肌のキメをなめらかに。血行を促進してくれるアーモンドと豆乳のビタミンEとともに。美肌づくりにチカラを発揮する組み合わせです。

さつまいもの皮のちかくには便通をととのえる機能性成分ヤラピンが含まれるので、皮ごとつかいます。


<さつまいものこと>
食物繊維たっぷりで、美容食としても注目の野菜。

原産地は?>>中央アフリカ
日本には約300年前 薩摩に伝来。熊本の主な産地は、大津町、西原村。

栄養価は?>>水分を除くと90%が糖質、芋類の中でも最も甘い。でんぷんを麦芽糖に変える酵素(デキストラナーゼ)を豊富に含み、加熱すると一層甘みが増します。りんごの約5倍のビタミンCを含む。カロテンやビタミンB1やB2も豊富です。さつまいものでんぷんは消化が穏やか、繊維質も多く、便秘解消に効果ありの代表的な美容食材といわれます。

<りんごのこと>
1日1個のりんごは医者を遠ざけると言われる、昔から愛されてきた果物。
8月から翌年5月まで、様々な品種リレーがあり、長期間楽しめます。

原産地は?>>コーカサス地方。

日本では?>>主な産地は山形、長野など。8月から翌年5月まで、様々な品種リレーがあり、長期間楽しめる。県内でも阿蘇など数箇所で栽培されています。

栄養価は?>>カリウムや食物繊維のほかは、目立った栄養素はありませんが、リンゴ酸も含み殺菌作用や疲労回復に効果的です。食物繊維は、水溶性のペクチンがお腹の調子を整え、カリウムは血圧上昇を抑えるはたらきをします。

この記事を書いたひと

持田 成子

vege-table代表/野菜ソムリエ上級プロ/フードツーリズムマイスター/女子栄養大学生涯学習講師/くまもとふるさと食の名人

女子栄養大学在学中に[野菜のビタミン・ミネラルの季節変動]研究に携わったことがきっかけで野菜ソムリエの資格を取得。正しく食べることは「病気の予防=健康につながる」をモットーに予防医学を学んだ野菜ソムリエ上級プロとして食育や、レシピ開発、産地コーディネートなど食と農の周りで活動中。

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