野菜王国くまもとすむーじぃ18

寒さに負けないモン、熊本産のスムージー

黄金色の銀杏の葉が散り、日ごとに寒さが増して冬の到来を感じる頃になりました。

みかんやにんじんのカロテンで免疫力アップが期待でき、みかんやしょうがの作用で体を温める…風邪予防や冷え性解消におすすめの一杯をご紹介します。


<みかんとにんじん、しょうがのホットスムージー>

材料(出来上がり200ml)
みかん   1個
にんじん  50g
しょうが   5g

作り方
1)みかんは皮をむき、小房に分ける。
2)にんじんは小さめのいちょう切りにする。
3)しょうがはすりおろす。
4)ミキサーに材料を入れてなめらかになるまで攪拌する。
5)マグカップに入れてラップをし、電子レンジで約1分加熱する。



【みかんのこと】
みかん王国、熊本では6月~9月にかけてハウスみかん、それ以降は年間を通して多種多様な露地みかんが10月~2月まで次々に出荷されています。

<極早生>肥のあかり・豊福・肥のあけぼの→<早生>肥のあすか・木村早生・宮川早生・肥後早生・興津→<晩生>青島→金峰…と、品種のリレーが続きます。熊本県では、豊福、肥のあけぼの、肥のさやか、肥のあすか、肥のあかり、肥のみらいなど、地域の気候や土壌に合う品種が研究・育成されています。

●主な栄養と機能性
ビタミンCが豊富で、美肌づくりや免疫力を高め、風邪予防にも役立ちます。カロテンはトマトの約2倍、100g中1000μgも含まれ、皮膚や粘膜を丈夫に。カリウムはナトリウムとともに体内の水分を調整し、血圧を正常に保つ働きを。ビタミンPは白い薄皮部分に含まれ、血管壁を丈夫に、動脈硬化を予防する効果があります。

食べるときは、薄皮ごと?それとも果肉のみ?
薄皮100gあたりのカリウム含有量は274㎎、果肉100gあたりは115㎎です。みかん1個で比べると、1個食べたときに口に入るカリウムの量は薄皮ごと食べると97.8㎎、果肉だけだと、87.4㎎。つまり薄皮ごと食べるほうが約1.1倍多く摂取できるのです。薄皮は食物繊維やビタミンPも豊富です。(分析:女子栄養大学生物有機研研究室)


【にんじんのこと】
熊本県では山鹿市、菊陽町、大津町が国の野菜指定産地として、肥沃で水はけのよい土壌をいかしてにんじんの生産が盛んにおこなわれています。

主な栄養と機能性
鮮やかなオレンジ色の色素がカロテン。カロテンは皮膚や粘膜を丈夫にして風邪やウイルス感染を予防するほか、優れた抗酸化作用で動脈硬化やガン、心臓病予防にも力を発揮します。カリウムも豊富で体内の水分バランスを正常に保つ働きがあります。


この記事を書いたひと

持田 成子

vege-table代表/野菜ソムリエ上級プロ/フードツーリズムマイスター/女子栄養大学生涯学習講師/くまもとふるさと食の名人

女子栄養大学在学中に[野菜のビタミン・ミネラルの季節変動]研究に携わったことがきっかけで野菜ソムリエの資格を取得。正しく食べることは「病気の予防=健康につながる」をモットーに予防医学を学んだ野菜ソムリエ上級プロとして食育や、レシピ開発、産地コーディネートなど食と農の周りで活動中。

野菜王国くまもとすむーじぃ16

かぜをひいたら、ビタミンCをたっぷり補給!

空気が澄んで秋晴れの日が続きますが、今季はまだまだ日中が真夏日のような暑さ、朝夕の気温差でかぜなど召されていませんか。かぜをひいてしまったらいつもより多めにビタミンC をとることが特効薬。ビタミンC豊富な柿と青ゆずで補給。体を温める作用のショウガをプラスして万全の対策になる組み合わせをご紹介します。かぜのひきはじめにもおススメです。


材料出来上がり 200ml分
柿   1個
青ゆず 1/3個
しょうが 1/2かけ
水    50ml

作り方
1)柿は皮をむいてヘタと種をのぞき、一口大に切る。
2)青ゆずは絞る。
3)しょうがは皮をこそげて、すりおろす。
4)ミキサーに柿と青ゆずの果汁、しょうがのすりおろしをいれてなめらかになるまで回す。



<柿のこと>
中国が原産で、奈良県では大和朝廷の時代から栽培されていたとの記録が残されているくらい、古来より日本人に親しまれてきた果実のひとつです。
大きく分けて「甘柿」と「渋柿」に分類でき、受粉に関係なく渋が抜ける「完全甘柿」、受粉で種ができることにより渋が抜ける「不完全甘柿」、受粉しなくても結実する単為結果で渋抜きが必要な「渋柿」です。品種の数は1000を超えるといわれ、地方品種もたくさんあります。熊本県では「太秋」が有名で「太秋」としては生産高全国1位を誇ります。

栄養・機能性
昔から「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるように、柿はビタミン・ミネラルが豊富です。ビタミンCは100g(約1/2個)あたり70㎎。・抗酸化作用が高いβカロテンやβクリプトキサンチンも豊富。体内の余計な塩分を排出してむくみを防ぐカリウムが豊富。渋味成分タンニンにはアルコール分解作用があり二日酔い解消に効果的です。


<ショウガのこと>
年間生産高全国2,3位を誇る熊本県のショウガ。中山間地域での栽培が盛んで、主な産地は、八代市東陽町や宇城市小川町…。県全体の約8割を占めています。

栄養・機能性
爽やかな辛みの主成分はジンゲロール。加熱するとショウガオールに変化します。強力なたんぱく質分解酵素を持ち、肉を柔らかくします。発汗や消化を促進するほか強力な殺菌力も持ちます。

この記事を書いたひと

持田 成子

vege-table代表/野菜ソムリエ上級プロ/フードツーリズムマイスター/女子栄養大学生涯学習講師/くまもとふるさと食の名人

女子栄養大学在学中に[野菜のビタミン・ミネラルの季節変動]研究に携わったことがきっかけで野菜ソムリエの資格を取得。正しく食べることは「病気の予防=健康につながる」をモットーに予防医学を学んだ野菜ソムリエ上級プロとして食育や、レシピ開発、産地コーディネートなど食と農の周りで活動中。

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