春陽ばぁばの孫に伝えたい熊本ごはん05
冬のお漬物といえば「白菜漬け」
霜がおりて甘みが乗ってきた白菜は鍋の主役ですが、
白菜漬けもまたご飯がすすむ一品です。
精進料理では豆腐、大根と並び「養生三宝」とよばれている白菜。
ビタミンCが豊富で食物繊維も多く、
胃腸の働きを高める効果もあります。
塩漬けにすると乳酸菌などの体に良い腸内細菌ができます。
昔は家で漬けているところも多かった白菜漬けですが
最近はなかなか漬けている家も少なくなりました。
意外と簡単に漬けられる白菜漬けを
今回いっちーにお手伝いしてもらいながら漬けてみました。
干したり、塩をまぶしたり、とっても楽しそうでしたよ。
僕がつくるのだーー(byいっちー)
今回はシンプルに唐辛子のみですが、
昆布やにんにく、ゆず皮などを入れるのもおいしいです。
「白菜漬け」のつくり方
<材料>
白菜…2kg
塩…白菜の重さの3%
鷹の爪
<つくり方>
01:白菜は洗って外葉をとって1/8に縦割りして一昼夜外に干しておく
白菜さんの日光浴ぅ〜!
02:干した白菜の葉の間に分量の塩をまぶす
そこは、おいらにまかせろ(byいっちー)
03:容器に入れて鷹の爪の種を抜いて白菜の間に入れて落し蓋をして白菜と同じ重さの重しを乗せる(ペットボトルに水を入れて重しにしてもいい)
ここからじわじわ水分あがってきます
04:白菜の水分が上がってきてしんなりして水分が白菜をひたひたにしたら出来上がり
05:洗って切ってごまやかつを節をかけて食べる
2018年4月にオープンした食を中心にした研究所HARULab.代表
家庭料理を中心にした旬の食材を使う「旬の台所」料理教室を主宰。レシピ開発、フードコーディネート、食育講演なども行う。プライベートではもうすぐ2歳の孫がいるおばあちゃん。次世代に伝えたい、熊本の食を発信していきます。