

三星が見つけた☆くまもと5ツ星13
スーパーには年間を通して並んでいるオクラですが、旬は夏の盛りから秋の初めにかけて。
あのネバネバには胃粘膜を保護したり腸内環境を整えたりする働きがあるのだとか。
人の体が暑さに弱ってきた頃に旬を迎えるなんて、自然のサイクルはよくできているなあと思います。
オクラの下処理はとても簡単です。
がくを包丁でぐるりと削ぎ取って…。
硬い部分は切り落とします。
色よくゆで上げたい時はさらに塩もみをしますが、今日は炒めものなのでこれで完了。
しらしめ油を熱したフライパンにオクラを入れ、焼きます。
コロコロ転がしながら、焼き色が付くまでじっくりと。
夏なのでカレー粉でスパイシーに仕上げてみましょう。
全体にカレー粉を振ってから再びコロコロと転がし、粉っぽさがなくなるまで火を入れます。
皿に盛り、塩を振ってできあがり。
今回はカマルグ・フルール・ド・セルを使いました。
皿は天草の「陶丘工房」のスクエアプレート。
10年ほど前に購入したものなので、もしかしたら今はもう制作されていないデザインかもしれません。
雑誌「九州の食卓」副編集長を経て、フリーのエディター・ライターに。食に関する取材が得意で、料理と器も好き。九州中を駆け巡って各地のおいしいものを味わってきた経験を生かし、フードコーディネーターとしても活動中です。