

野菜王国くまもとすむーじぃ41
できてしまったシミやソバカスを完全に消すことは難しいですが、薄くしたり、予防するには「ビタミンC」がチカラを発揮!「ビタミンC」をたっぷりチャージし、お肌を整え秋を迎えましょう。
パプリカ+晩柑+キウイのスムージー
材料 (出来上がり約200ml)
パプリカ (黄) 1/4個
晩柑 1/2個
キウイフルーツ(ゴールド)1/2個
作り方
1)パプリカはヘタと種をのぞき一口大に切る。
2)晩柑は皮をむき。薄皮ごと一口大に切る。
3)キウイは皮をむき一口大に切る。
4)ミキサーにすべての材料を入れてなめらかになるまで撹拌する。
☆それぞれに豊富なビタミンCがメラニン色素の生成を抑え、パプリカ、キウイフルーツに含まれるビタミンEが紫外線によるダメージから肌を守ってくれます。
【パプリカのこと】
パプリカはピーマンの仲間ですがピーマン独特の苦みや青臭さはなく、ほのかな甘みと酸味が合ってとてもジューシー。カロテン。ビタミンCがいずれもピーマンより豊富で栄養価の高い野菜です。今回は黄色ですが、赤いパプリカはカロテンの一種であるかプサンチンを豊富に含み抗酸化力の高さは群を抜きます。活性酸素によるダメージから細胞を守ってくれる美容と健康の味方です。
【キウイのこと】
肌のトラブル解消に欠かせないビタミンCが豊富で、キウイ1個で温州みかん約2個分のビタミンCを摂ることができます。ビタミンEも豊富でビタミンCとの相乗効果で抗酸化力を発揮します。ゴールドは、酸味が少なく甘みが強いのが特徴です。
【河内晩柑のこと】
果肉はとても柔らかく、自然な甘さで「別名ジューシーオレンジ」と呼ばれるくらい果汁がとっても豊富。収穫時期が長く、初夏から夏にかけて収穫でき、収穫の時期によってその味わいは変化します。今回お邪魔した、水俣市の山内さんちの畑で育つ河内晩柑は、手でむける丁度良い大きさ…。何とも言えない格別な味わいです。鮮度の見分け方は、爽やかな香りが強いもの、触ってみて重量感があるものがおススメ!
1905年頃、熊本県の(現熊本市西区)河内町で見つかった、文旦の偶発実生のもの。見つかった場所の名前(河内)と収穫時期が春先以降であることから(晩生柑橘)ということで、「河内晩柑」という品種名がつけられています。県内では、河内町はもとより宇城地方、天草、芦北・水俣まで海沿いの地域で広く栽培されています。
水俣市山内農園(写真は株式会社もじょか堂提供)
vege-table代表/野菜ソムリエ上級プロ/フードツーリズムマイスター/女子栄養大学生涯学習講師/くまもとふるさと食の名人
女子栄養大学在学中に[野菜のビタミン・ミネラルの季節変動]研究に携わったことがきっかけで野菜ソムリエの資格を取得。正しく食べることは「病気の予防=健康につながる」をモットーに予防医学を学んだ野菜ソムリエ上級プロとして食育や、レシピ開発、産地コーディネートなど食と農の周りで活動中。