料理人が斬る! 熊本の逸品食材16

芸術の秋を、斬る!

コロナ収まらぬまま夏は過ぎ秋の気配を感じ始めましたね。

今回の5ツ星ブログは芸術の秋として料理にはなくてはならない『器』について書いてみます。
九州には器の一大産地有田がありますが熊本にも様々な窯元がその土地土地の伝統や文化として残っています。
おく村でもいくつかの窯元と仲良くさせていただいており、昨年よりコラボ企画イベントなど開催しています。

お盆明けに感染予防を徹底した形にて開催した
県南を代表する窯元のひとつ『高田焼き 伝七窯(こうだやき でんしちがま)』作陶体験の模様でも。


高田焼き 伝七窯さんのご紹介。

八代の代表的な伝統工芸品であるこの焼物、細川家が小倉城主から肥後のお殿様に挨封の際、三斎公に従い、八代に窯を開き、約400年間守り継いでいる焼物です。
伝七窯は昭和38年開窯以来、高田焼として日本国中に誇れるような素晴らしい製品を作り、安心してお使い頂いています。

年に二回は手びねり作陶体験イベントやりたいなー
と、思っております。

この記事を書いたひと

奧村 賢

京都の老舗割烹 熊魚菴(ゆうぎょあん)たん熊北店にて修行後、帰熊。自ら土の上に立ち、生産者や生産物と対話する事で得られるインスピレーションを元に献立を立てることを大切にしている。日本料理の伝統文化を守りつつ、新しい世界にも邁進し、現在は肥後野菜のひとつでもある水前寺のりの普及活動にも力を入れている。
2014年、KAB開局25周年記念の[元気フェスタ]にて、熊本県内の超こだわり食材を使い、タレントの上田アニとともにオリジナルの5ツ星弁当を制作。

[日本料理 おく村について]
明治3(1870)年魚屋町にて魚の仲買経営から小さな店[飯屋 おく村]としてはじまる。昭和2(1927)年料亭おく村となり、2020年で150周年の歴史を持つ。現在飯屋おく村から六代目。

https://www.e-okumura.net/
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